[名言で振り返るあらすじ]ドラマ「陸王」第5話

投稿日:2017-11-20 更新日:

TBSドラマ「陸王」第5話の名言、あらすじ ※ネタバレあり

<スポンサーリンク>


早速ですが、第5話もまとめていきます。

 

(飯山晴之:村野さんよー、率直に聞くが、陸王はRⅡに勝てると思うかい?)
私はアトランティスにどんなすごい技術があるか嫌というほどよくわかってます。それでも私はここにいる。
 -村野尊彦(市川右團次)-

この言葉に、村野さんの強い心が集約されている。

元超大手のカリスマシューフィッタ―が、潰れかけの足袋屋のアドバイザーをやっている。そこにあるのは「利益」ではなく「誇り」。カッコいい生き様だ。

 

(社長と玄三さんがお金のことで言い争う場面)
今のこはぜ屋は泥船だ。いつか沈むと分かっているのに、何にもしない船長がどこにいる。乗組員たちと力を合わせて生き残る方法を探して努力するのが当たり前じゃないか。
 -宮沢紘一(役所広司)-

経営者としての責任。

「見ているだけ」じゃ何も変わらないことを知っている。死ぬのを待つより生きようとあがいてみるしかないということ。でもこれには玄三さんの反論が↓

 

舟を早く沈めてしまうことになってもですか?私はやはり先代や先々代と共に作ってきたこはぜ屋を少しでも長く残していきたい。私にとってこはぜ屋は足袋屋です。シューズメーカーじゃない。
 -富島玄三(志賀廣太郎)-

普段のドラマではあまり見かけない立ち位置。方向性は同じくして、でも意見が食い違い続ける人。

玄三さんは玄三さんの、会社に対する愛があって、「守りたい」という想いは社長となんら変わらない。「堅実」なだけ。社長も、自分の暴走を止めてくれる玄三さんのような人の存在には感謝しているに違いない。

 

 

(玄三さんとの喧嘩後の夫婦の会話)
宮沢紘一:すまん美枝子。また苦労かけちまうな。
宮沢美枝子:今さら何言ってんの。これまで楽したことなんか一遍もなかったわよ。でもその度に頑張って乗り越えてきたんだし、今やっていることが全部無駄になるわけじゃない。いつか役に立つときもあるわよ。
 -宮沢美枝子(檀 ふみ)-

経営者の夫を一番近くで支え、応援しているのは妻以外いない。ちょっとのことじゃ負けたりはしない、女性の強さを感じた。

 

(社長が「足軽大将」の開発を社員に提案した場面)
ずっと変わらないものも大切だと思うけど、もっと良くなるなら変えた方がいいと思う。
 -正岡あけみ(…阿川佐和子)-

冒頭で社長が言った「泥船」のくだり、「乗組員たちと力を合わせて生き残る方法を」というくだりを思い出した。

社長が従業員を想う気持ちは、結果として従業員たちが会社を想う気持ちに繋がるのだと思う。企業のあるべき本来の姿とはこれなんだろう。

 

(そして、玄三さんの意見)
うちは足袋屋ですよ。やるべきです。
-富島玄三(志賀廣太郎)-

ようやく一致した二人。感動!!!玄三さんも、ただの嫌な奴じゃない。悪役じゃない。一番の同志なんだ。そう思い出させてくれた。トップ二人の意見が合致した今、こはぜ屋は最強だ。

 

(「足軽大将」は異例の大ヒット。社長から玄三に「これで、陸王を続けてもいいよな?」と聞いた場面。)
陸王に挑戦していなかったらこの成功もあり得ませんでしたからね。あがいてみるもんですな。
-富島玄三(志賀廣太郎)-

今回の玄三さんは最高だ。社長の破天荒ぶりを素直に評価した瞬間。

仕事をしていると、ちょっと意地になったり、凄いことを凄いとシンプルに称賛できなかったりするものだけど、玄三さんは違う。何故なら、会社のことを社長と同じくらい想っているから。素晴らしい相棒だと想う。最高。

 

(「足軽大将」の成功の報告と、さらなる融資を銀行に頼みに行った場面)
私は坂本とは違います。銀行員として見るべきは、数字に現れる結果と実績だと信じています。まあそういう意味では、この売り上げは評価に値する。銀行融資に関しては、稟議にかけさせていただきます。
 -大橋 浩(馬場 徹)-

大橋もただの嫌なやつではない可能性が出てきた瞬間。玄三と同様、堅実で「正しい人」なだけなのかもしれない。

 

(社長が大橋のことを「なんかよくわかんなくなってきたよ。あいつただのいけすかない奴だと思ってたけど」と言った場面)
彼は彼なりに銀行員としてのポリシーがあるのでしょう。
 -富島玄三(志賀廣太郎)-

「金」を管理する者として、大橋のやり方を間違っていると言えないことを玄三さんは知っている。

ドラマだから、視聴者は、「夢を追う主人公」と「その夢に協力しない銀行員」とでは後者を悪とする。でも、間違ってはいないと思い出した。銀行員は、銀行員だから。銀行員が誰にでもガンガン金を貸していたらそれはそれで大問題だ。「仕事」は「仕事」。どんな仕事にもルールがあり正しさがある。大橋は、正しい人だ。

 

(病気で倒れた冨久子さんの代わりを受け入れることを躊躇っている美咲に対して)
あんたならできるよ。美咲ちゃんは不器用だけど、手を抜いたことは一度もないって冨久子さんがいつも言ってた。
 -正岡あけみ(阿川佐和子)-

見てくれている人は見てくれている。

 

(そして、覚悟を決めた美咲)
私、やってみます。足を引っ張ってしまうかもしれないけど、よろしくお願いします。
-仲下美咲(吉谷彩子)-

「陸王」の開発は、とにかくみんなを巻き込んでいく。何かを作るには、まずはチーム作りから。「人」の大切さを感じる場面だった。

 

(大地が飯山に「この機会の設計図って、見せてもらえないですかね。」と聞いた場面)
ダメだ。あたりめーだろーが。こいつを作れるのは世界中で俺だけなんだ。その設計図は俺の魂なんだ。そう簡単に他人に見せるわけにはいかねーんだ。
 -飯山晴之(寺尾 聰)-

飯山の「誇り」を感じるシーン。これだけ胸を張って「俺のものだ」と言える仕事をしたことがない。カッコいい。

 

(飯山が過去に金を借りた会社の者にやられ入院。シルクレイを作れずに会社が困っている場面)
俺がやるよ。全部教えてもらったわけじゃないから、見よう見真似になるところもあると思うけど。やるしかないだろう。会社に戻る。
 -宮沢大地(山﨑賢人)-

大地に「自覚」が芽生えた瞬間。

社長、玄三さん、あけみがちょっと嬉しそうな顔をするシーンが印象的だった。視聴者も、一生懸命になっている大地にちょっとほほえましく想った事だろう。美しいシーンだった。

 

しかし、アトランティスが茂木に新型のR2とこはぜ屋の経営状況資料を渡したり、シルクレイ製造機のエラー表示が増えたりと、まだまだ大きな壁が出現しそうな不穏な雰囲気が続く…

 

(大地が美咲に「なんであん時、ふくこさんの代わり引受けたの?断ろうと思えば断れたのに」と聞いた場面)
うん。初めてだったから。人からあんなに必要とされたの。感動しちゃって。でもやって良かったよ。こはぜ屋に入って一番充実してる。わからないことがあったら、意地を張らずに聞いてみるようにしたの。そしたら、気も楽になっちゃったし。
-仲下美咲(吉谷彩子)-

覚悟を決めた人間の強さは計り知れない。

ずっと脇役だった美咲が今回は大活躍。今後もどんどん出てくるのだろうか。

にしてもこの演者、吉谷彩子さん?私は今まで知らなかったが、泣く演技が超うまい。このドラマをきっかけに、出てくる予感。1991年9月26日生まれの26歳。まだまだ若い。次回作に期待したい。

 

(病院を抜け出そうとする飯山)
俺はこんなところで寝てるわけに行かねーんだよ。俺が行ってやらねーと。
 -飯山晴之(寺尾 聰)-

やると決めた仕事は、誰に止められてもやりたいと思うもの。

私もただのサラリーマン。明日も6時起きで会社にいかなければいけないのに、こんな記事をこんな時間(3時)までやっている。馬鹿かもしれないが、やりたいもんはやりたい。これも仕事だから。飯山の強さに心を打たれる。

 

(機械直しに夢中になっている大地と差し入れを持ってきた妹の会話)
宮沢 茜:よかったね。
宮沢 大地:何それ嫌味?
宮沢 茜:だってお兄ちゃん、すごく楽しそう。

やりたくもない仕事にまで手を広げて就活をしている兄を心配していた妹からしたらきっと嬉しいだろうなーと。兄妹って素敵だなーと。

 

(シルクレイの製造機設計図を大地に届けに来た飯山素子)
これを届けるようにって、主人から。あとは頼むって。
 -飯山素子(キムラ緑子)-

「そう簡単に他人に見せるわけにはいかねーんだ。」と言っていた飯山がその設計図を大地に。そして、「あとは頼む」と。大地は一体どれだけ励まされただろうか。

人に任されるって嬉しいこと。でも、意外と人に任せるって難しいこと。二人の信頼関係が素晴らしい。師弟関係と呼ぶべきだろうか。

 

(飯山が大地に部品より大切なものを語る場面)
人だよ。絶対に代わりがないのは物じゃなくて人だ。なあ、大地、お前っていう人間はこの世にたった一人しかいねーんだぞ。代わりはいねーんだ。だから、もっと自分にプライドを持て。ただの部品にはなるな。会社の大小や肩書なんて大した問題じゃねー。本当に大事なのは、自分と、自分の仕事にどれだけ胸を張れるかだ。
 -飯山晴之(寺尾 聰)-

そういうこと。仕事って、そういうこと。そうじゃないといけないし、そうじゃないならそういう仕事を見つけないといけない。

いつまでも無責任に、その場しのぎで、なんとなくサラリーをもらってたってダメ。

最初から協力してくれていた坂本さんも、アドバイザーを受けてくれた村野さんも、意見が食い違い続けてきた玄三さんも、悪役だった銀行員大橋さんも、みんなそう。自分の仕事に胸を張っている。

飯山さんは大地にそれを伝えたい。単刀直入に言えば、「継げ」ってことなんだろうけど、飯山さんもはっきりとそうは言わない。何故なら、大地自身に考えて決めてほしいから。最高の師弟愛。

 

(その後の二人の会話)
宮沢大地:そんな仕事、俺にも見つけられますかね。
飯山晴之:もうとっくに見つけてんじゃねーのか。

就活という大事な時期に飯山さんと出会えた大地を羨ましく思う。

人との出会いで人生は変わる。でも、飛び込む勇気ってなかなかでない。そのせいで何度チャンスを逃してきただろうか。今思うと悔しい場面が人生に何度もある。

あとは大地の勇気だけ。見守っていきたい。

 

(大地が「どんだけ努力したってできないことってあるんだよ」と言った場面)
彼らのゴールを勝手に作るな。茂木選手も飯山さんもまだ走ってる途中なんだ。走り続けている限り、まだ負けじゃない。全力で頑張ってる人間が、全ての勝負に負けるとは俺は思わない。いつか必ず勝つ。茂木選手も飯山さんも、大地、お前もだ。
 -宮沢紘一(役所広司)-

無理と言っている人は無理。できると言っている人はできる。私もそう思っている。

1話から3話あたりまでは親父の仕事を後ろから、陰から覗いていただけの大地。でもこのシーンは前を歩く大地の後ろから紘一が背中を押す言葉をかけた。意図した演出なのだろうか。手前に大地、奥に親父。第5話にして初めての画ではないだろうか。

大地は進む。親父や師匠に影響され、本当にやりたい道へ。

 

(製品不良が発覚。大手の二次面接に行ったはずの大地が走って帰ってきて場面。)
宮沢紘一:おい、お前、面接は?
宮沢大地:こんなんで行ったって、受かるはずない。俺がやるから、絶対に間に合わせる。最後までやり遂げたいんだ。

大地が来た!大地が、本当の自分に気づいてきた!

ここからは名言だらけ↓

 

(美咲が大地に)
なるべく早くね。私だって必死なんだから。

-仲下美咲(吉谷彩子)-

同志だから言える言葉。

 

(玄三が大橋に)
しぶといだけが、うちの取り柄なもので。
 -富島玄三(志賀廣太郎)-

それが「強さ」。

 

(大橋が不良の細かさを批判した際)
これが百年守り続けてきたこはぜ屋の品質、プライドです。
 -富島玄三(志賀廣太郎)-

老舗の誇り。

 

(後日、満額の融資ができないと告げに来た大橋)
ダメなもんはダメなんです!私の力不足です、本当に申し訳ありませんでした。
 -大橋 浩(馬場 徹)-

素直に謝れる人に悪い奴はいない。満額の融資はできないものの、織物の会社を紹介してくれた大橋。銀行員としての誇りを彼は持っている。

 

(そんな大橋に社長が「どうして?」と聞いた場面)
あなた方が作業しているところを初めて見ました。こはぜ屋さんは将来性のある会社だと、銀行員としてそう判断しました。それだけです。
-大橋 浩(馬場 徹)-

 

(去り際に)
新しい陸王、完成したら、私、買います。
 -大橋 浩(馬場 徹)-

 

ありがとう、ありがとう、ありがとう、大橋さん。
 -宮沢紘一(役所広司)-

「ありがとう」と言える人は強い人。何度もぶつかった大橋さんに、「ありがとう」と力強く3回言った紘一。経営者として、ただただ強い人だと感動した。

 

 

(茂木が陸王を履いてくれないことを従業員たちが批判。「ランナーの当然の権利だ」とかばう村野さん)
俺達がここまでそうだったように、茂木も必死なんだよな。人生かけてっから。
-宮沢大地(山﨑賢人)-

「仕事とは」「本気とは」ということをちょっとずつ理解してきた大地。面接を投げてでも生産を間に合わせた大地は、きっと茂木の気持ちも痛いほど分かるようになったのだろう。全てが変わってきた。

 

(茂木と、先輩平瀬の居酒屋での会話のシーン)
お前の責任を取れるのはお前だけなんだ。
 -平瀬孝夫(和田正人)-

怪我のこと、スポンサーのこと、いろんな要素があることを理解した上で、それでもどっちのシューズを履くかを決めるのは茂木で、その責任を取るのも茂木自身しかいないと、厳しくも優しい先輩の言葉。

 

限界が見えちまった。俺もお前と同じ怪我して、それからずっと、いつか再発するかもって、どこかびくびくしながら走ってた。だからお前のこともずっと心配だったよ。でもお前はそんな俺をいとも簡単に追い抜いて…あの瞬間、お前や毛塚にはもう追いつけないって悟ったんだ。これで、やっと吹っ切れる。お前のお陰だ。ありがとうな、茂木。お前は俺の分まで走れ。俺の夢はお前に預ける。
 -平瀬孝夫(和田正人)-

夢を追える人がいれば、諦めざるを得ない人もいる。

夢が叶う叶わないの前に、夢を全力で追いかけることができる環境がまず幸せだということ。これは絶対に忘れてはいけないことだと痛感した。

そして、プロのアスリートたちは、多くの人の夢を背負って生きているということも覚えておきたい。経営者と同じなのかもしれない。走れなくなったらそこで終わり。職を失うようなもの。スポーツで食っている人を、ただ好きなことをやって金もらってる人と思ってはいけない。とんでもないプレッシャーを抱えているんだと。

 

(茂木に陸王を履いてもらうためにお願いに行くシーン)
これだけは言わせてください。確かにこはぜ屋は小さな足袋屋かも知れません。でも、百年間技術を守り抜いてきた諦めの悪い人たちばっかりなんです。だから、そう簡単には絶対に潰れません。こはぜ屋を信じてください。お願いします。
-宮沢大地(山﨑賢人)-

大地も立派にその「諦めの悪い人たち」の仲間入りをしたことを本人は気づいているのだろうか。

 

もし今回がダメでも、次かその次、いつか茂木さんに信頼してもらえる会社を作って再挑戦させていただきます。
 -宮沢紘一(役所広司)-

諦めの悪い人たちの社長はさすがだと。これくらい本気で、何かを成し遂げてみたい。諦めずに、ずっと。

 

(RⅡを脱ぎ陸王に履き替えた茂木に佐山が詰め寄ったシーン)
俺ただ良いシューズを履きたい。それだけです。
-茂木裕人(竹内涼真)-

プロを見た。

 

私たちこはぜ屋は、あなたを見捨てるようなことは絶対にしない。約束します。
 -宮沢紘一(役所広司)-

行動が伴っている人の言葉は重みが違う。そんな言葉に、人の心は動くもの。

 

予告にも熱くなる言葉があった。

今度は俺が、こはぜ屋さんたちの力になりますから。
 -茂木裕人(竹内涼真)-

 

次回はおそらく、アトランティスのとんでもない猛攻が来る。大企業相手にこはぜ屋にできることなんてほとんどないだろう。

でも、そんなときこそ「人」なのだろう。「部品」ではなく、「人」。

 

「悪役」とか「味方」とかそういうんじゃなく、各職業の「正しさ」が大切だと。そしてその正しさにどれだけ「誇り」を持てるか、胸を張れるか、それはもっと大切だと。

まだ少し迷い迷いの大地だが、周りの人間たちの行動に心を動かされつつある。視聴者も同じかもしれない。

明日からまた、頑張ろう。胸を張って、誇りを持って。

[名言で振り返るあらすじ]ドラマ「陸王」各話まとめ

<スポンサーリンク>


 

-未分類

Copyright© ReRelish , 2020 All Rights Reserved.