[名言・格言集]村上 春樹(小説家、翻訳家)

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はじめに

当ページは、古今東西のあらゆる偉人たちの名言・格言を集約しております。

真の名言に解説など不要。私個人の意見などなおさらだと思っている。かと言って、一つの言葉だけでは発言者の真意を汲み取るのは難しい。

そこで、紹介する名言の「順番」に私の思いを込めてみた。

発言者の信念、それを実現するための方法論・哲学、過程の努力、その結果で得た誇り、新たな野望、独特な人生観、未来に託す希望・・・

そんなストーリーを想像しながら、人物像を掴み、生きたメッセージとして受け取る。素敵な言葉たちを、よく噛んでよく味わって、心の栄養として蓄える。

ここを、そんな場所にしてまいります。

-小説家、翻訳家-
村上 春樹

基本プロフィール

生年月日:1949年1月12日

ざっくり人物紹介

1979年に、『風の歌を聴け』でデビュー。群像新人文学賞を受賞。1987年には『ノルウェイの森』を発表。上下巻1000万部を超える大ベストセラーとなった。

日本国外でも高い人気を誇り、現代アメリカでも大きな影響力を持っている。

2006年にはフランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞し、日本作家の中ではノーベル文学賞の最有力候補として毎年注目を浴びる。

-村上 春樹-
名言・格言集

ものごとがあまりに完全だと、そのあとに決まって反動がやってくる。それが世のならいだ。

 

僕らはとても不完全な存在だし、何から何まで要領よくうまくやることなんて不可能だ。不得意な人には不得意な人のスタイルがあるべきなのだ。

 

生きている限り個性は誰にでもある。それが表から見えやすい人と、見えにくい人がいるだけだよ。

 

みんな自分を表現しようとして、でも正確に表現できなくてそれでイライラするんだ。

 

本当の自分というものがなくては、人はそもそも生きていくことはできないんだよ。それは地面と同じなんだ。地面がなかったら、そこに何かを作るということはできないんだよ。

 

想像というのは鳥のように自由で、海のように広いものだ。誰にもそれをとめることはできない。

 

心というものはただそこにあるものなんだ。風と同じさ。君はその動きを感じるだけでいいんだ。

 

強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。

 

流れというものが出てくるのを待つのは辛いもんだ。しかし待たねばならんときには、待たねばならん。

 

今は待つしかありません。お辛いとは思いますが、ものごとにはしかるべき時期というのがあります。

 

人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解していれば、人はたとえ負けたとしても、傷つきはしません。人はあらゆるものに勝つわけにはいかないんです。人はいつか必ず負けます。大事なのはその深みを理解することなのです。

 

自分に同情するな。自分に同情するのは、下劣な人間のやることだ。

 

過ちを進んで認める勇気さえあれば、だいたいの場合取りかえしはつく。

 

何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何ももてないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。

 

希望があるところには必ず試練があるもの。

 

人生なんてどう転んでもクソみたいなものなんだ。

 

忘れたいものは絶対に忘れられないんです。

 

少しずつ向上する。少しずつだけれど、それでも向上は向上だ。

 

よく育つものはゆっくり育つ。

 

目に見えるものが、ほんとうのものとは限らない。

 

ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います。

 

遠くから見れば、大抵のものは綺麗に見える。

 

一般論をいくら並べても人はどこにも行けない。

 

耳を澄ませば求めているものの声が聞こえる。目をこらせば求められているものの姿が見える。

 

大事なのは、他人の頭で考えられた大きなことより、自分の頭で考えた小さなことだ。

 

人々はじっさいには不自由が好きなんだ。

 

人は、本当のところ、 完全な自由に耐えられないと思います。 その自由を、使いこなせない。 けれど、そういう自由を手に入れるために、 自分の思いを集中させて、がんばったりはできる。 そのほうが幸せか。

 

どれだけの天才でもどれだけの馬鹿でも自分一人だけの純粋な世界なんて存在しえないんだ。

 

どれほどこっそり息を潜めていても、そのうちに誰かが必ずあなたを見つけ出します。

 

人間というのはある場合には、その人間が存在しているというだけで誰かを傷つけてしまうことになるのだ。

 

人生でいちばんきついのは、心ならずも誰かを傷つけてしまうことであって、自分が傷つくことではありません。

 

長いあいだ一人でものを考えていると、結局のところ一人ぶんの考え方しかできなくなるんだということが、ぼくにもわかってきた。

 

世の中にはね、一人でしかできんこともあるし、二人でしかできんこともあるんよ。それをうまいこと組み合わせていくのが大事なんや。

 

死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。

 

死んだ人はずっと死んだままだけど、 私たちはこれからも生きていかなきゃならないんだもの。

 

名言おまけ

私が小説を書く理由はひとつだけです。個人的存在の尊厳をおもてに引き上げ、光をあてる事です。

 

月の裏側に一人残されていたような恐怖を自分のことのように想像しながら、その状況の意味を何年も考え続けた。

 

人々は闇の中から出てくる何かを見つけることで闇の中から救われることができる。

 

インターネットで「意見」があふれ返っている時代だからこそ、「物語」は余計に力を持たなくてはならない。

 

高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ。

 

どんなに壁が正しくてどんなに卵がまちがっていても、私は卵の側に立ちます。

 

僕たちは一年ごと、一月ごと、一日ごとに齢を取っていく。時々僕は自分が一時間ごとに齢を取っていくような気さえする。そして恐ろしいことに、それは事実なのだ。

 

僕は逃げられないし、逃げるべきではないのだ。それが僕の得た結論だった。たとえどこに行ったところで、それは必ず僕を追いかけてくるだろう。どこまでも。

 

誰をも抜かないし、誰にも抜かれない。しかしそれでも我々はそんな回転木馬の上で仮想の敵に向けて熾烈なデッド・ヒートをくりひろげているように見える。

 

僕はどこまでいっても僕でしかなかった。


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