[名言で振り返るあらすじ]ドラマ「アンナチュラル」第10話(最終回)

投稿日:2018-03-20 更新日:

ドラマ「アンナチュラル」第10話の名言で振り返るあらすじ ※ネタバレあり。

 

毎度のことながら、今回も一応あらすじを振り返る前にこのドラマのポイントを紹介しておきます。

 

最強の女性制作スタッフ

脚本家:野木 亜紀子
「逃げ恥」の脚本家
制作:新井 順子
湊かなえ作品のドラマ化を多数担当してきたプロデューサー
演出:塚原あゆ子
同じく湊かなえ作品のドラマ化を多数担当してきた演出家
主演:石原さとみ
女性人気No. 1女優?

この女性たちが、どんな作品に仕上げてくるか。
この上なく期待が膨らむ。

 

さあ、いよいよ最終回。

素晴らしい脚本力を見せつけてくれながら、正直なところ少々具合が悪くなりそうなほどブラックだった本作。

最後くらい、何かしらの救いを見せてくれるのか、それとも最後まで闇が深いままなのか…

第10話の振り返りを始めます!!!

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「勝手に死んだ。」
「殺してはいない。」

と言い張る高瀬。

「ホルマリンを投与したこと」、「解体したこと」は認めるが、「殺してはいない」と。

のっけから腹が立つ。本当に、どうにかしてほしい。

 


 

宍戸は本を出版し、一儲けをしている。

タイトルは「26人殺害は妄想か現実か」。

母を亡くした10年前から犯行がスタートしたこと、7年前に亡くなった父はAからZの被害者に含まれている可能性があること、「AからZまでコンプリートしたい。伝説になりたい。」と高瀬は興奮気味に話していたこと、等々。

 


 

ラボのメンバーは毛利刑事から聞かされる。

このままだと高瀬を殺人罪に問えない可能性がある。

死体損壊罪と死体遺棄のみで逃げようとしている。

過去にも例がある。
死因がわからず、殺人が立証できず、死体損壊だけで刑期はわずか3年…。

ありえない。
26人殺したかもしれないのに。

あまりに不条理な現実にミコトも困惑する。

「高瀬を、殺人で裁けない…?」

 

 


 

白いものも黒くする烏田検事が登場。

「カギは、たちばなせりなの殺害を証明できるかどうかです。」とミコトに説明。

一人でも殺害を立証できれば、高瀬を連続殺人で裁く突破口になる。

ミコトはホルマリン投与による殺人とするが、弁護側は「食中毒」が死因だとする。

実際、体内からボツリヌス菌が検出されてしまっている。

加えて、高瀬も同じことを証言する。
「ずっと気分が悪いと言っていた。お昼に変なものを食べて吐き気がすると。そのあと倒れて亡くなったので、それが原因なのではないか。」

 

烏田検事は続ける。

「単刀直入に言います。鑑定書にあるボツリヌス菌に関する記述をすべて削除していただきたい。ボツリヌス菌には触れないでください。」

「嘘の鑑定書を作れっていうんですか?」

「死因に関係のない、裁判員に誤解を与える記述は削除するべきだと言っているだけです。高瀬を確実に有罪にするためです。あなたのその小さなプライドをほんの少し曲げていただけるだけで高瀬を法で裁くことができる。」

相変わらず腹が立つ人だが、今回ばかりは応援するしかない。

 


 

刑事局長からも、烏田検事に協力するよう要請があったと、神倉さん。でなければ補助金を打ち切るとまで脅されている。

 


 

・どうして高瀬はボツリヌス菌のことを知っていたのか。

・高瀬は出頭したその日に、食中毒だったかのような証言をしている。

・そして実際にボツリヌス菌が検出されている。

・結果だけ見れば、高瀬の言い分が正しく聞こえる。

・裁判員にもそういう印象を与えてしまう。

・誰かが高瀬に菌のことを教えた?

ミコト、東海林、中堂が疑問視する中、上倉さんがついに口を開く。

「そろそろはっきりさせないといけませんね。UDIの内部にマスコミに情報を流している内通者がいる。週刊ジャーナルに時折、妙に内部情報に詳しい記事が出ていた。放っておける段階ではなくなってきた。」

”26人殺害は妄想か現実か”という本も週刊ジャーナルと同じ出版社から発売されていることを説明。

神倉「このことから、おのずと答えは出てくる。久部くん…。久部くんが週刊ジャーナルと通じてるんですね。」

東海林「所長。ないない。ないですって。だって六郎ですよ。へっぽこ六郎。違うよね?違うでしょ?嘘だよね。」

久部「すいません。すいません。言えなくて。」

東海林「どういうこと。いつから。黙ってちゃわかんない!」

久部「ここで、バイト募集してるって編集部の人に。」

東海林「最初から?ありえない。信じらんない。」

久部「辞めたんですよ、ちゃんと辞めて、辞めて、辞めてUDIで働きたいって、だから!!!」

中堂「菌の話は。話したのか、宍戸に。」

久部「宍戸さんが犯人だと思って問い詰めたんです。その時言って、たぶんそれが高瀬に。少しでも、役に立てたらと。」

中堂「役に立ったな。おかげで高瀬は逃げ果たせる。」

中堂「ごめんなさい。中堂さんがずっと追ってた犯人なのに。東海林さん。ずっと信用してくれてたのに。UDIを神倉さんが守ってきてたのずっと知ってたのに。ミコトさんが、たくさんたくさん助けてくれたのに。ご迷惑をおかけして、ほんとにすいませんでした。」

頭を深々と下げる久部。

悪気があったわけではないから心が痛む…。

 


 

 

「おい。どうなんだよ本当のところは。高瀬の告白、妄想なのか。」と末次が宍戸を問い詰める。

「やってるにきまってるでしょ。本人自慢したくてむずむずしてんだよ。だからね、妄想って形撮ったの。俺のアイディアで。」

「なんで事実として書かないんだよ。」

「謎が解明されれば大衆は飽きるだろ。こういうのはな、いかに謎を謎のままひっぱるかだ。高瀬は、史上最悪の殺人者として名を馳せながらも殺人者としては一切裁かれずに伝説になる。

楽しんでいる宍戸。

 


 

ラボからの去り際も深々と頭を下げる久部。

 


 

「たちばなせりなさんが、生きているうちにホルマリンを投与されたっていうことを証明するには?」

「全身に薬液が回っていたことが証明にならなくもないけど、死後でも大量に投与すれば、同じ状態になる。」

「じゃあその投与した総量を調べれば?」

「保存してあるサンプルだけじゃわかんない。要するに、ご遺体が必要。」

「でもご遺体はー」

「遺族に返して火葬された。」

「なんで焼いちゃうかなーーー」

遺体がない。解剖ができない。状況は厳しい。

東海林「六郎のやつ…最悪の裏切り。辞めればいいって問題じゃない。あいつのせいで。」

ミコト「でも、久部くんが、みんなの役に立ちたかったっていうのは本心だと思うよ。」

東海林「本心ならもっと嫌だ。これでUDIがなくなったら、六郎のこと恨んじゃいそうだもん。」

 


 

「あなたのその小さなプライドをほんの少し曲げていただけるだけで高瀬を法で裁くことができる。」

烏田検事に言われた言葉に迷うミコト。

そんなミコトに、中堂が声をかける。

「これを出せ。食中毒に見える記述は削除しといた。」

「事実を曲げろってことですか?」

「事実は、高瀬が殺したということだ。いつか言ったな。敵は、不条理な死。殺人者を裁けない。これ以上不条理があるか?」

 


 

家でも元気のないミコト。

「たまに帰ってきたんだから、お酒くらい付き合いなさいよ。娘ができたらねー、一緒に飲むの夢だったんだよねー。ミコトがうちの子になってよかったなって話。悲しいことはあったけど、それだけはね。」

「私、ずっと悲しむ代わりに、怒ってた気がする。負けたくなかった。不条理な死に負けるってことは、私を道ずれに死のうとした母に負けることだから。でも、毎日どこかで人が死んで、その分、誰かが悲しんで、人が人を殺して、憎んで、また悲しみが増える。法医学者のできることなんて、ほんの少し。負けそう…。」

珍しく弱り切ったミコトは、母は言う。

生きてる限り、負けないわよ。
なーに世界の悲しみ背負っちゃってんの。一人でなんて、持てっこないって!

 

「UDIでなんかありました?姉ちゃんがあんんあこと言うの初めてで。」

あきちゃんもミコトを心配し、久部に電話で相談する。

 


 

中堂が木林に連絡をする。

中堂「遺体の搬送を頼みたい。金はいくらでもある。」
木林「いくらでも?」
中堂「正確には搬送と、火葬だ。」
木林「ご遺体はどちらに?」
中堂「まだ生きてる。明日の夜、そこへ来てくれ。」

いよいよ中堂が動き出してしまった。

 


 

「あなたのその小さなプライドを…」
「これを出せ。食中毒に見える記述を…」

烏田と中堂に言われた言葉を思い出すミコト。

そこに東海林が現れる。

ミコト「ごめんね、UDIつぶしちゃうかも。高瀬を裁けないかも。それでも、嘘の鑑定書は出せない。」

東海林「それでこそミコト。」

 


 

ラボについたミコト。

置いておいたはずの場所から鑑定書がなくなっている。

 


 

神倉さんが烏田に鑑定書を持って行っていた。

それを見た烏田検事。
「これが結論ですか。」と激怒。

「事実の通りの鑑定書です。」
「三澄先生も強情な人だ。」
「三澄ではなく私の判断です。」
「所長自らUDIをつぶすおつもりですか。」

そこで、UDIラボは中立公正な機関だということ、解剖結果を捻じ曲げるようなことはしないことを強く主張。

「高瀬を殺人で裁けなくてもいいんですか。」という烏田の問いに、「それはそちらの仕事でしょ。うちはうちの仕事をきっちりやってるんです。責任転嫁しないでいただきたい。」と激怒。

神倉さんも、やるときはやる。

 


 

久部は久部で動く。

末次に会いに行く。

「なんですかこれ。なんの権限があってプライバシーまで書くんですか。」

「読者が知りたいことを書くのがマスコミの使命。」

「こんなのみんなが傷つくだけです。使命なんていうなら宍戸さんに本当のこと書かせてください。このままじゃ終われませんよ。」

「帰れ。」

そんなやりとりを見ていた一人のおじさんが声をかける。

「すいません、あの、この記事書いた人ご存知なんですか?」

この人は、こうじやゆきこさんの父だった。

 


 

久部は粷谷夕希子の父をUDIラボに連れていく。

「ゆきこの写真は、8年前、宍戸さんにお渡ししたものです。まさか今になってこんな風に使われるとは。」と話し始める。

「3、4年前から宍戸から連絡が来なくなって。この本を見て、理由がわかりました。高瀬が犯人だと気づいて、ゆきこの事件を調べる必要がなくなったんですね。私は、中堂さんを犯人だと思い、話を聞かず、墓の場所すら教えなかった。毎年ゆきこの命日には、彼に手紙を送った。”罪を認めて償え”」

「彼が否定をしないのは、罪を犯したからだと考え、心の中で、何度も彼を殺した。中堂さんに、謝らせてください。」

 

ミコトと中堂が電話。

「鑑定書はどうした。出したのか。」
「すいません。嘘の鑑定書は出せませんでした。」
「だろうな。お前はそういうやつだ。所長室に、俺の退職届がある。昨日付けだ。神倉さんに渡してくれ。」

察したミコト。

「中堂さん探さないと…!!!」

 


 

宍戸宅で犯行に及ぶ中堂。

「テトロドトキシン。ふぐの毒だ。症状が出るまでに20分。死ぬまでに1時間。テトロドトキシンは通常の訳読物検査じゃ出ない。毒が使われたとも気づかれず、お前は突然死として片付けられる。」

「突然死?今の俺が?警察は必ず調べるぞ。」

「その前に葬儀屋がくる。明日になればお前は、灰だ。」

 


 

ミコトは木林さんに電話。

「中堂さんの居場所を知りませんか?人を殺すなら、始末する人が必要です。私なら木林さんに頼む。」

「私をなんだと思ってるんです?」

「居場所を教えてください!」

ため息をつきながら切る木林。

 


 

止まらない中堂。

「当事者になった気分はどうだ?外に逃げたら死ぬぞ。解毒剤はここだ。飲めば助かる。俺も無駄な殺しがしたいわけじゃない。」

「何が目的だ。」

「高瀬の告白。あの中のいくつかの殺害現場に、お前もいたんじゃないのか。畳に落ちた鮮やかな血の色。室内を満たす異様な空気。高瀬の語りにしては不必要な情景が多すぎる。」

「想像力で付け足しただけだ。」

高瀬は宍戸が何かを持っているから共犯だと言わない。なぜなら、高瀬を有罪にする証拠を持っているから。宍戸がそれを使わなければ、高瀬も宍戸を売らない。それを理解している中堂だから、命を人質に交換条件を突きつける。

「そろそろ20分だ。初めの症状は、唇、舌、指先の知覚麻痺。」

 


 

「急がないと動けなくなるぞ。証拠出せ。」

「復讐するつもりなら、お角違いだぞ。そもそも粷谷夕希子を死なせたのはあんただろうが。聞いたぞ。粷谷夕希子の周りの人間から。ゆきこは夢を叶えるために懸命に働いてた。昼間は定食屋、夜はクラブ。その合間に、売れないイラストを描いていた。でも、あんたは、そんなくだらないことはやめろとゆきこに迫った。たまりかねたゆきこはあんたの家から抜け出した。そして引っ越し先を探すうちに、高瀬不動産のドアをたたいてしまったんだ。高瀬言ってたぞ。粷谷夕希子のことはよく覚えてるって。威勢のいい女で、殴っても喚き散らして…」

「くそが!!!」

取っ組み合いが始まる。

「あるあるある!あるあるある!証拠ある!ある!証拠のボールある!やめろやめろ!俺が死んだら証拠見せられないぞ!高瀬が犯行のために使ったボールだ!女の唾液がついてる!検出したいんだろ?DNAを!」

場所を変え、屋上。

解毒剤と証拠のボールのトレード成立。

 

…と思ったが

宍戸は解毒剤を飲んだ瞬間に、そのボールを硫酸で混ぜDNAを取れない状態にしてしまった。

爆笑する宍戸。
「残念だったな、最後の証拠はなくなった。フグの毒まで用意したのにな。解毒剤、ありがたく頂戴したよ。」

しかし、そこにようやく到着し、その会話を聞いたミコトは愕然とする。

 

フグの毒の解毒剤は
存在しない!

 

苦しみ始める宍戸。

「何を飲ませたんですか?」

「こいつが自分で飲んだ。注射はただの麻酔。こっちが本命だ。」

中堂の恨みは強かった…。

ゆっくり苦しみながら、
死んでいけ。

 

「何を飲ませたのか教えてください。戦うなら、法医学者として戦ってください。」

「法医学者はもうやめたー」

「なら個人的な話をします。私が嫌なんです。見たくないんです!不条理な事件に巻き込まれた人間が、自分の人生を手放して、同じように不条理なことをしてしまったら、負けなんじゃないんですか!中堂さんが負けるのなんて見たくないんです。私を、私を絶望させないでください。」

そんな中、久部がその毒を舐める。

「何してんの久部くん!ちょっと!久部君!吐いて!吐いて!」

「これ、前に東海林さんが言っていたエチレングリコールなんじゃ?中堂さん、答えてください。中堂さん!」

久部くん、救急車。救急車!

中堂は何かを感じ、解毒剤をミコトに渡した。

「解毒剤です。宍戸さん!宍戸さん。他に、高瀬の殺しを証明する証拠はないんですか?」

「ないよ…。」

 


 

「中堂さんに連絡をいただけるようにお伝えください。」と神倉さんに名刺を渡す粷谷夕希子の父。

「テネシー州にお住まいですか。」

「ゆきこも高校までは無効に。日本の方がアメリカより安全だと思ってたんだが。」

夕希子の父と別れた神倉と東海林。

神倉「最近はアメリカでも火葬が多いそうです。特に都会は。」
東海林「テネシーって、都会ですか?」
神倉「いや、どちらかというと…」

顔を見合わせる二人。

「東海林ちょっとまったー!!!こうじやさーん!!!」

追いかける東海林。

 


 

東海林からの電話に出るミコト。
中堂、久部の前で伝える。

「ありました。調べられるご遺体。8年前、ゆきこさんのお葬式は、アメリカのテネシー州で行われた。ご遺族の希望で、日本では火葬せず、エンバーミングされて海を渡り、現地で埋葬された。向こうには、ゆきこさんのご遺体がまだあるんです。8年経った今の技術なら、当時見つけられなかった犯人につながる証拠が見つかるかもしれない。」

 


 

そして、米国 テネシー州。

神倉さんがアメリカに向かった。

外国語で揉める裁判所の職員たち。話が一向に進まない。

神倉さんが叫ぶ。
「ビークワイエット!リッスントゥーミー!遺体を持ち帰りたいだけなんだよ!」

 


 

神倉さんからの電話に出る烏田検事。

「外務省ルートからの根回しが必要です。事情を説明して、急ぐよう伝えてください。」

「はい、わかりました。」

気おされている烏田。笑

 


 

粷谷夕希子さんのご遺体が帰国し、UDIラボへ。

「ご遺体は8年前に亡くなった粷谷夕希子さん。ご遺族からの依頼に基づき、犯人につながる証拠も見つけ出すため、再解剖を行います。」とミコト。

中堂はもう、俺にやらせろとは言わない。

 


 

高瀬事件の追起訴が決まり、裁判にかけられることに。

「全て否認します。粷谷夕希子さんという人は知らないし、会ったこともありません。僕は誰も殺してません。」

なおも否認し続ける高瀬。

 

烏田とミコトのやり取りが始まる。

烏田「被害者は殺されたとき、このゴムボールを口に押し込まれていたと考えて差支えないでしょうか。」

ミコト「はい、こうじやゆきこさんの口の中の粘膜がはがれてできた炎症の形と一致します。」

弁護人「意義あり!ボールの現物がない以上、想像にすぎません。」

烏田は、幼少期の高瀬と母親の写真と、当時の児童相談所の記録を証拠として新たな資料として提示。写真の母親の手には同じゴムボール。そして児童相談所の記録によると、被告人の母親はしつけのためと称し口にゴムボールを押し込んでいた、とある。

弁護人「意義あり!本件と虐待は無関係です。被害者の口の中の炎症だけでは被告人との関連を証明できません。」

ミコト「証明できます。」

烏田「お聞きの通りです。続けてよろしいでしょうか。」

ミコト「アメリカから運んだ粷谷夕希子さんのご遺体を調べ直したところ、ある男性のDNAが検出されました。」

8年前には存在しなかった新しい技術により、わずかな細胞レベルからDNAを検出できるようになっていた。

烏田「そのDANは誰のものだったのでしょうか。」

ミコト「被告人、高瀬文人のDNAと一致しました。

会場は騒ぐ。

烏田「そのDNAはどこから検出されたものでしょうか。」

ミコト「歯の裏側です。」

烏田「ゴムボールを口に押し込む際に歯に指をひっかけた?」

ミコト「そう考えられます。」

烏田「つまり被告人は、自分が受けた虐待と同じことを被害者に行い殺害することで亡き母親への恨みを晴らそうとした。」

笑いだす高瀬。

烏田「テンプレですね。何もわかっちゃいない。」

ミコトは烏田の方を見る。

烏田「三澄先生、ほかに何か言っておくべきことがあるんでしょうか?」

ミコト「はい、被害者の口の中には、被告人のDNAが付着していた。これは言い逃れようのない事実です。私たち法医学者の仕事は、ご遺体を調べ、検査し、正確な死因を把握し、事実を鑑定書に書くことです。もちろんそこには、犯人の感情や気持ちなんて書かれていません。ご遺体を前にしてあるのは、ただ、命を奪ったという、取り返しのつかない事実だけです。犯人の気持ちなんてわかりはしないし、あなたのことを理解する必要なんてない。不幸な生い立ちなんて興味はないし、動機だってどうだっていい。ただ、同情はしてしまいます。このかわいそうな被告人に。被告人は今もなお、死んだ母親の幻影に苦しめられています。30歳を過ぎてもなお、子供のころのまんまなんです。誰も、彼を救えなかった。あなたも、自分自身を救えなかった。あなたの孤独に、心から同情します。」

いつかの、ミコトがやられた烏田の作戦…。

高瀬「やりたくてやった。誰に言われたわけでもない。殺したくて殺した。母親は関係ない。26人。誰も真似できない。俺はやり遂げた。26人だ。俺はやり遂げたんだ。俺にしかできなかった。俺はやり遂げんたんだ。俺はかわいそうじゃない。俺にしかできなかった。」

連行されていく高瀬。
退席する宍戸。
後を追う久部。

 


 

そこに、毛利刑事がやってくる。

毛利「宍戸理一さん殺人補助で、逮捕状がでました。おおさきめぐみさんが殺害されたアパートからあなたの毛髪が出た。」

宍戸「殺人補助ってのは、殺人行為を手伝った場合のことでしょ?私は取材をしていただけです。ライオンに食われるシマウマを撮影するカメラマン、あれと同じです。」

毛利「おい向島。ここはサバンナだったか?」

向島「東京ですよ。」

毛利「そう、いやそういうこと言ってんじゃねーんだからお前。ここは野生動物の世界かどうかって聞いてんだ。」

向島「人間の世界。」

毛利「そうだろ!人間界だよな。刑法ってもんがあんだよ。」

めっちゃかっこつけてる毛利だが、やはり締まらない…笑

 


 

ミコトは母に電話をす

「お疲れさまでした。」
労う母。

母「また次があるでしょ?」
ミコト「あるねー。次から次へ。絶望する暇がない。」
母「最高じゃない。」

 


 

中堂が夕希子の父にカバの絵を渡す。

夕希子父「ゆきこは言っていました。本当の絵本は、2匹のカバが一緒に旅をする話だと。」

 

粷谷夕希子さんの電話の声。

「一緒に暮らしてると甘えちゃうからさー。しばらく一人でやってみる。でもいつか、また2匹に戻って、一緒に旅するんですよ。ふふふ」

宍戸が言っていた、「死なせたのはあんただろうが」は間違っていた。よかった…。

 

夕希子の父「ゆきこの旅は終わったけど、あなたが生きてください。」

カバの絵を返す。

 


 

UDIラボ。

神倉「そんなことして補助金打ち切られたらどうするんの。」
東海林「そこはほら、天下りパワーで」
神倉「だから天下りじゃありませんって」
ミコト「所長、私と東海林の長期休暇どうなりました?」
東海林「それ!南の島でバカンス。」
神倉「無理でしょ、毎日ご遺体きますから」
東海林「うーわ、ブラック企業」
ミコト「まあ7Kだしね。きつい汚い危険に臭い…」
東海林「給料安いに気持ち悪い。あと…」

「嫌いじゃない。」
戻ってきた坂本さん!!!

ミコト・東海林「嫌いじゃないのK」
神倉「なるほど、うまい」
中堂「そんなわけねーだろ、くそが」
東海林「くそが!のK」
ミコト「いや違うよ」
二人は爆笑

坂本「いやー、落ち着くな、UDI」
ミコト「本当に戻ってきていいんですか?」
東海林「中堂さんのこと、もういいの?」
坂本「スナフキンだと思えば愛せる気がして」
東海林「わかる?」
ミコト「いやどういうこと?」
またまた二人は爆笑。

これまでの、いつものUDIラボに戻ってきた。
あと一人足りないが…。

神倉「えー、みなさん。バイト希望の学生さんが面接に来ました。」

バイト希望の学生さんは落ち着いた、静かな声で話だす。
「久部六郎といいます。大学の医学部を1年近く休学してたんですが、また大学に戻って勉強中です。」

そして、力強い声で続ける。
「将来は、法医学の道に進むつもりで、そのためにUDIラボで勉強したくて応募しました!法医学は、未来のための仕事!いずれ自分も、胸を張ってそう言えるようになりたいです!」

神倉さん「どうでしょう。なかなか見どころのある新人だと思いませんか?」
東海林「どうかなー。へっぽこだし。」
ミコト「意外と優秀かもよ。とりあえず、今日の予定は?」
東海林「解剖立て込んでんの!」
中堂「早く行くぞ、くそが!」
坂本「くそ頑張ろう!」
神倉「いってらっしゃーい時給安いよー」
久部「はい!!!」

ミコト「どっちも事故のご遺体?」
中堂「どうだかな、不自然な内出血がある。」

顔を見合わせるメンバー。

Their journy will continue.

 


 

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